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通販でも失敗しない!白桃の選び方

f:id:okayama-bookmark:20140705102035j:plain白く透き通るような美しい果実の中に、いっぱいに詰まった甘い果汁-。いよいよ、岡山県が全国に誇る高級フルーツ「白桃」のシーズンがやってきた。お中元の時期にも丁度合う為、お世話になった方に白桃をお中元として贈る人も多いだろう。

しかしこの「白桃」、販売店によって随分金額が異なる。同じ玉数でも1箱5000円程で購入できるものもあれば、1箱3万円ほどもする場合もあり、どういった物を選べば良いかが難しいところ。店頭で直接見て購入するならまだしも、通販となれば尚更だ。お中元で贈るにしろ自宅用にするにしろ、金額が高いものだけに、できれば失敗はしたくないが…。

実は、失敗せずにおいしい桃を買う簡単な方法がある。

それは、等級表示されている桃を購入する事。岡山県産の白桃は、光センサーで糖度を計測し、「ロイヤル」、「キング」、「エース(またはクイーン)」などといったように、等級が分けられている。光センサーを通さず市場に並ぶものを「無印」と呼ぶこともある。

光センサーを通過し、糖度12.5度以上であれば「ロイヤル」、11度以上であれば「キング」、9.5度以上であれば「エース(またはクイーン)」…といった具合だ。

管轄するJAによって、多少数値に差はあるかもしれないが、基本的にはこの「ロイヤル」「キング」「エース(またはクイーン)」という言葉を覚えておくと良い。

 

通販などでは「特級」などの独自の品質表示をしている事が見受けられるが、これはJA基準ではないので注意したい。もちろん、光センサーを通していない「無印」の中にも、糖度の高い白桃はあるだろう。しかし、自宅用ならともかく、裏付けがない以上は贈り物には不向きと言える。桃の通販を利用する際、あるいは店頭で選ぶ際には、ぜひこの「ロイヤル」「キング」「エース(またはクイーン)」といった、等級表示に注目してもらいたい。

また、白桃は収穫された後も日を追うごとに糖度が増していく。贈り物でいただく白桃は見た目こそ美しいが、食べごろではない為、お中元等でいただいた場合には、まずは相手に感謝の意を伝え、2、3日置いて追熟させてから食べるのが良いだろう。